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社長 河上太の気まぐれBLOG

北海道カウンセリングセンター

北区カウンセラー懇親会11.09.13

私の所属する北海道家庭生活総合カウンセリングセンターには、各区に支部があります。

私は北区に所属しています。
その支部では年に2回ほど懇親会があり、昨日はその懇親会でした。

女性がすごく頑張っている業種で、本来女性は話したい方が多いと思うのですが、カウンセラーだけに人の話をよく聞く方が多く、色々なところで、うなずいている女性の姿がみられました。
PTAとかの飲み会とは一味ちがう雰囲気で進みます。

ただ、カウンセラーといえども人間です。
悩みや話したい事があります。
お酒がすすみ、あるカウンセラーの方が、私に悩みを打ち明けはじめました。
(守秘義務で内容は書けませんが、息子さんの事でした)
ゆっくり聞かせていただき、「素晴らしい親子関係ですね」
と言ったところ、ホッとしていました。

これだけで、この日の飲み会に意義があったなー、と小さな満足を感じました。

次は新年会ですね。
北区の皆さん、またの懇親会を楽しみにしています。

カウンセリング、ケース研究11.08.18

私の所属する、北海道家庭生活総合カウンセリングセンターという、ところでは、
カウンセリングの無料相談を行っています。

月に1度カウンセラーが集まり、当番の方が受けた電話を題材にして、
「そのカウンセリングの仕方で良かったか」
「このケースではこうした方がもっと良かったのでは」
「このやり方は素晴らしい」

など、専門家の先生を交えてケース研究をします。

1チーム20人くらいのクラスに分けて、円座でケース研究や討論を行います。

ケースの具体的な内容は、守秘義務により公開できませんが、
「夫婦関係の悩み」
「親子関係の悩み」
「近所の方との付き合いの悩み」
「男女関係の悩み」
等の人間関係や
「仕事関係の悩み」

このような感じのケース研究になりました。

年齢はバラバラですが、主に女性からの相談が多く、
「家族の中で自分が必要とされていないのではないか」
という漠然とした不安や
「主人に優しくされていない」
という不満など、家庭での不満が多いような気がします。

このような相談において、少しでも相手の気持ちに寄り添うようなカウンセリングが出来るよう、
謙虚に学び続けなければ、良いカウンセリングは出来ません。

人の心と係わるというのは、一生勉強です。

家庭生活総合カウンセリングクラブ総会11.05.15

5月14日、北海道家庭生活総合カウンセリングセンターの中の
「家庭生活カウンセラークラブ」の総会が行われました。

このクラブはカウンセラー相互の親睦交流を密にし、色々な研修をはかり、カウンセラーの資質向上を図り、北海道民の福祉増進に寄与するためのクラブです。
このクラブは全道に支部があり、総会で各支部から会員が集まりました。
主な内容は事業報告と事業計画です。
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本年度は、公開講演会を各地で開く予定である事が盛り込まれました。
直近では
5月28日、かでる27で「メンタルクライシスと支援」
という題目で、高塚雄介氏(明星大学教授)が講演されます。
第1部「被災者の心理とその支援の在り方」
第2部「支援者に対する心理的支援~二次受傷」
です。
今回の震災における、心の支援の在り方です。
ご興味のある方は、ご投稿願います。

午後より研修会があり
鎌田隼輔氏(札幌こころのセンター所長)による
「カウンセリングを学ぶ人のために」という講演がありました。
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当センターの講演会は内容が濃いです。
また、決まりましたら、書かせて頂きます。

カウンセラー養成講座1級2年目、説明会11.04.13

昨日、北海道家庭生活総合カウンセリングセンターのカウンセラー養成講座1級2年目の説明会が開催されました。
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この1級の2年目の大きな特徴は、実際に電話でカウンセリングを行うという事です。
悩んでいるクライアントが、無料電話相談サービスに電話してくるのですが、その方に実際にカウンセリングを行うのです。

それが当番制で、約2カ月に1日(約5本の電話をとる)という頻度になるようです。

心得としては
傾聴・共感・守秘義務という、カウンセラーとしての基本を守る事です。
そして、カウンセラーの範囲を超えた相談に対して、適切な機関を紹介する
(例えばDVなら警察、借金なら弁護士会等)

そしてそのケースを皆で研究し、自分を高めるという事になります。

5月から実習です。気を引き締めて頑張ろうと思います。

大切な人とのパネル展、道庁ライブ開催される!11.03.10

大切な人とのパネル展が、道庁1階のドトール横のロビーで開催されました。
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それに伴い、ライブが開催されました。
出演は「スーパーパンツ」の3人です。
北海道を歌で元気にする、というコンセプトで活動している彼女たちの歌は、今回の企画にぴったりでした。
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特に「ワン・フォー・オール(一人はみんなのために)」を唄っている時、歌詞の「人は誰も一人ではない」という部分では、観客がうなずきながら聴いていたのが印象的でした。

ライブ終了後「ここわらネット」の新沼さんからあいさつがありました。
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私も何度か彼女とは話をしていたのですが、このあいさつで、彼女も自殺で母を亡くしているという事をはじめて聞きました。
たくさんの方の協力で、このような企画が出来た事への感謝の気持ちを、涙ながらに話してる彼女をみて、観客席でも涙を流している方が多数おりました。(自分も感動して涙が流れました)。

最後にスタッフ全員が舞台にあがり、あいさつをしていました。
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本当に豊かなライブで、心が洗われました。

それにしても、スーパーパンツはいつ聴いてもいいです。
元気になります。

関係者の皆様、本当にご苦労様でした。

今回の企画の最終日、13日の10時から18時まで、さっぽろ地下街オーロラスクエアで、写真展が開催されます。
本当に良い写真がたくさんあります。大切な人を思い浮かべながら、ご覧ください。

北海道家庭生活総合カウンセリングセンター1級2年目11.03.10

4月より、北海道家庭生活総合カウンセリングセンター1級養成講座が始まります。
それに先立ち、説明会が開催されました。

この講座は、カウンセラーを養成する講座で、3級から始まり1級まで勉強し、審査を受け合格したら「認定カウンセラー」となります。

まず、カウンセリングの基礎学科を約1年受ける、三級講座。
次に、カウンセリングの理論学科を約1年受ける、二級講座。

次に、3年以上一級講座を受けて、初めて審査資格を得ます。
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受講生は、3級で辞める人、2級で辞める人、カウンセラーを目指す人、さまざまです。

一級講座の1年目は、カウンセリング入門を皆で読んで勉強する「輪読講座」と、受講生同士がカウンセラーとクライアント役になり、擬似カウンセリングをする「ロールプレイ」。

一級講座の2年目以降は、実際に電話でカウンセリングを体験し、そのケースの研究をしていきます。

1級審査を受ける資格は、
2年以上の相談経験。
30例以上の事例を有する。
そのケースの研究を30時間以上行っている。
座学セミナーの受講60時間以上。

となっております。

最低5年間の勉強期間を経て、審査資格を得ます。

認定審査は、面接を受けて、ケースレポートを提出し審査を受け、合格したら認定、不合格ならもう1年勉強。

日本でも有数の厳しい講座となっております。

「素人が心の問題に触れるのは、ドロだらけの手で外科手術をするようなもの」
と言われています。
常に自殺の問題を視野に入れなければなりません。

これだけ勉強と研究しても、まだまだ勉強の入口に立っただけです。

私もようやく3年の勉強期間を経て、1級2年目に入り、実際の相談にのるところまで来ました。最低あと2年はケースの研究をします。
気を引き締めてやっていきたいと思います。

カウンセラーを目指す方、
民間の、簡単な、短い講座を受ける道もあります。
しかし、どうせやるなら、本物のこの講座をお勧めします。

厳しい道を選んだ人たちの絆は強いです。
同窓会も楽しいですよ。

詳しくはこちらの講座の案内をご覧ください。

http://www.counseling.or.jp/

カウンセラー養成講座、打上げ11.02.18

北海道家庭生活総合カウンセリングセンター、1級1年目の授業が全て終わりました。

その日のうちに、打ち上げが行われました。

ここに集まった方々は、本日の授業に参加した方々だけではなく、去年まで、一緒に授業を受けて、2級まで進んだ方々も参加しました。

私たちは21年に3級講座に入学して一緒に勉強したクラスメイトです。

ですので、軽い同窓会です。

まずは、1年ぶりの再会で近況報告。
1級に進まなかったからといって、心の問題と関わらなくなった人は誰一人いませんでした。

障害児施設に行ったり、石狩市のカウンセリング養成講座の開設に動いていたり、違う学校の通信教育を受けていたりと、しっかりと活動していました。

この仲間は本当にすごいと思いました。

会話は、今年の授業のことが多かったように思います。

「同じ理念に向かっている仲間というのは、本当に素晴らしい」ということを改めて感じた一夜でした。

また、定期的に開かれる同窓会を楽しみにしています。
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カウンセリング授業が終了11.02.18

私の月に1度の行事、
北海道家庭生活総合カウンセリングセンターの
カウンセラー養成講座、1級1年目の授業に
「ロールプレイ」というのがあります。

これはカウンセラーを目指す人たちが、、2人1組でカウンセラー役と相談者役になり、全生徒の前で擬似カウンセリングを行い、終わったらみんなで内容を精査するという授業です。

昨日、その最後の授業が行われました。

その最終日に私がカウンセラー役となり、皆の前で実験台となりました。

相手役は、60台の女性。
この女性の相談は
「夫が肝臓ガンです。でもお酒もタバコも止めません、どうしたらよいでしょうか?」
というオーソドックスな相談でした。

この場合の多くは「アルコール依存症」です。

相談者は続けました。
「何度か旭丘病院に入院したのですが、結局止められず、かくれてタバコも吸っていたのです」

「間違いない、アルコール依存だ」と私は確信してしまいました。
しかも肝臓がんになっているのに酒を止められないのは、もう救いようがないと断定し、
「この奥さんの辛い気持ちをどう和らげるか」という方向にカウンセリングを進めました。

色々カウンセリングを続けると、奥様から
「何の趣味も無いので、朝から飲んでしまう。何か趣味を見つけたら止めるかもしれない」
という言葉が出て、カウンセリングが終了しました。

自分は「良かったー、奥さんが自力で、夫との関わり方の答えを出してくれた」と心の中で思いました。
そして「今回はなかなか出来がよかったのでは」と自己満足していました。

すると、生徒や先生から指摘が入りました。
「奥さんが、夫が酒を止める方向にもっと協力的に行動するような、カウンセリングをするべき」との意見が多く出ました。

自分は「この夫はもうダメ、奥さんの気持ちを楽に」という考え。
皆は「この奥さんは、夫にもっと良い関わり方がある」という考え。

しかも自分は「この夫は先が短い、その中で奥さんが少しでも、何かの行動指針(趣味を一緒に見つける)を持つことで、心にハリが出る」と考えての、カウンセリング終了。

カウンセリングに正解は無いから、本当に難しい。

来年は1級2年目です。ますます難しくなるけど、少しでも苦しい人の気持ちに寄り添えるカウンセラー目指して頑張ります。

クラスの皆様、1年間本当にご苦労様でした。来年度も一緒に頑張りましょうー。

カウンセリングセンター、輪読セミナー1年終了11.02.08

私の所属する北海道家庭生活総合カウンセリングセンターでの、カウンセラー養成講座2級1年目の輪読セミナーが昨日、終了しました。
講師は善養寺副理事長、素晴らしい講座を開いて頂きありがとうございました。

日本にカウンセリングを持ち込んだ、元科学技術省長官の故河合隼雄先生の「カウンセリング入門」を受講生全員で輪読し、1冊を読み切るという講座でした。

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最後の授業だったので、本の最終章をみんなで読みました。

カウンセラーの限界について書かれていたので、簡単にまとめてみます。

カウンセリングとは、相談者が苦しんでいる時に成立する。
相談者が「お父さんが嫌い、いない方がまし」という事で苦しんでいるから、悩みが伝わり、相談者も言いながら自分が変わっていく。
これがカウンセリングの原点。

それに対して、相談者が「誰かを殺しに行く」と相談しに来たとします。
その相談者が、そういう嫌な事を言う事に快感を持っていたり、カウンセラーを苦しめる事で喜んでいる人は、言っている事自体に意味が無い。
そんな相談を聞いていると、カウンセラーが不快になります。
そういう時は「不愉快」「止めてくれ」「聴けません」と、明確に伝える必要がある。

また、新米カウンセラーにありがちですが、そういう事を聞いていて
「めったに聴ける事ではない事を、こんなに打ち明けてくれた、すごく信頼されているな」
と嬉しくなるカウンセラーもいるようですが、これは危険です。
相談者が告白を楽しみ出している場合は、カウンセリングを止める。これが限界。

カウンセリングとは、あくまで苦しんでいる人の心の内を聞く事である。
相談者がただ、カウンセラーを喜ばすために話している事や、苦しめるために話している事に対するのは、意味が無い。
ここがカウンセリングの限界です。

という事でした。

この事は、私を含めて受講生一同、肝に銘じた事と思います。
まだまだ新米です。勉強を続けていきます。
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(授業最後のホワイトボード)

「大切な人との写真」パネル展11.02.06

先日の自死予防セミナーの最後に、
「大切な人との写真」パネル展の開催あいさつが、
ここわらねっと代表の村尾政樹さんよりありました。

この企画は村尾代表が立てたものでした。
動機は、
「自分は精神的に不安定だった母を、自殺で亡くしている」
ということでした。

その母が命を絶つ1週間前に
「一緒に写真を撮ろう」と誘われたそうです。
しかしその時は「機嫌の良い時ばかりこんな事を言って!」
と拒否したそうです。

それを後になって、「すごく後悔している」と感じているという事でした。

亡くなって初めてわかる有難さが、たくさんあります。
後悔する前に、大切な人に勇気をもって
「一緒に写真を撮らない?」と言ってみてください。

私は確信しています。誰もが「大切な人」と生きているということ。
―そして、あなたも「大切な人」だということ。
byここわらねっと代表 村尾政樹(北海道大学教育学部)

http://kokowaranet.blog10.fc2.com/

自殺対策パネル展.pdf

自死予防セミナー「生きるツテを求めて」11.02.05

北海道家庭生活総合カウンセリングセンターが力を入れている
自死予防セミナー「いのち」を語ろうシリーズ第4回(最終回)の
「人と人とのつながり~生きるツテを求めて~」
が開催されました。
講師はリハビリセンター施設長でした。
自死予防セミナー.pdf

ある事件の報告
認知症の母親の介護に絶望感を抱き、殺害した54歳の男性の報告。
母に認知症が出て、徘徊などで退職せざるを得なくなり退職。介護と仕事が両立出来る仕事を見つけるのが難しく、収入が全て止まってしまい、支払いが出来ず、心中を決意。

死に切れなかった加害者の言葉
「母を抱くこの手で、母を殺してしまった」と涙を流す。

この加害者は本当に加害者なのでしょうか?と考えさせられました。
誰にも頼ることが出来ず孤立、
夜間も介護で収入が途絶える、
生活保護が受けられないための貧困、

この加害者は母を愛していたそうです。
しかし、母を想う気持ちにも限界があったという事でしょうか。
また生きる意味を見出せなかったという事でしょうか。

人間として生まれた以上は、こんな結末を望むはずはありません。

人間の最大の苦悩は
「誰からも見放され、相手にされないという人格の尊厳が軽んじられる」
ということです。
こうなると「私なんか生きていても迷惑」となってしまう。

時代の流れで、孤立している人が増えています。
色々な要素が絡むとは思いますが、
孤立を防止することが、自殺防止の1つの抑止力になるのだろう、と考えさせられました。
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3月は自殺対策強化月間です。

犯罪被害者支援について語る会11.02.01

昨日、
「犯罪被害者支援について語る会」
~ともに考える、ともに分かち合う~
という対談が、内閣府、北海道、道警、教育委員会、札幌市、そして我が北海道家庭生活総合カウンセリングセンター主催で行われました。

犯罪被害者支援とは、何かの犯罪で肉親や家族を殺されて、心に傷を負ってしまった遺族にどんな支援をするのか、という事です。

この会は、定期的に開催されており、昨年は地下鉄サリン事件で奥様を亡くした上に、容疑者にされた方の講演会も開催されました。
(この時も、想像を絶する苦しみが伝わりました)

今回は、平成16年、佐世保小6同級生殺害事件で、被害者遺族になった御手洗恭二様を招いての対談でした。
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冒頭では
「現場に行った時、娘の周りが血だまりになっていて、首の傷が大きく、見た時に足がすくんで動けなくなった」
という生々しい表現がありました。

また、加害者には複雑な思いがある。
結婚して子供が出来て幸せになるかもしれないと思うと、やるせない。
しかし自分の家族が苦しまないようにするのが第一で、加害者への思いをつっこんだものにしないようにしている。

しかし加害者の両親には「何でこんな子を育てたのだ」という思いはあるが、加害者家族の生活は一変して、相当苦しんでいるのが伝わってくるし、育て方一つで、自分も加害者の親になっていた可能性もあるので、一方的に思えない。

というような気持ちの中で生きているのです。

最後に、来場者から質問を受けていたのですが、彼はじっくりと考えて、詳細に思い出すようにして、丁寧に質問に答えていました。

私が、娘を殺された立場だったら、質問されたくもないし、ほっておいて欲しいと切に思うはずです。
そんな苦しい胸の内をひも解いて、丁寧に答えている御手洗さん、どうして苦しい胸の内を話せるようになったかというと、
「適切な支援を受けて、安心して生活できたので、事件の事を話せるようになった」とのことです。
同僚がびっしり家に居てくれたり、会社も協力してくれたり、弁護士が適切な処置をしてくれたり、色々な人が適切な支援をしてくれたから。

犯罪被害者の望みは、少しでも事件前の状態に戻ることだそうです。

そのために、何が出来るか、それを各人が各人の立場で行動する、それが犯罪被害者支援のあり方だと思います。

その心の在り方は「相手の望みに応じて、その心に寄り添う」というカウンセリングマインドが重要だと感じました。

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関係者の皆様、本当にご苦労様でした。

カウンセリングセンター、ロールプレイ11.01.23

私の所属する、北海道家庭生活総合カウンセリングセンターに所属すると、必ず受けなければならない講習があります。

それがロールプレイ。
これはカウンセラーが2人1組になって、カウンセラーと相談者になり、擬似カウンセリングをするのです。

それを見た全員が、意見交換をして、良かった部分・悪かった部分を共有して、お互いの技術の進歩につなげるという講習です。

これが月に1度あり、先日がその日でした。

今回は元看護士の方がカウンセラー役で、社会施設でボランティアをやっていた方が相談者役でした。

相談者役の方が、昔受けた相談体験を題材にして、擬似相談を開始しました。
「70代女性ですが、私、死にたいのです」

「えっ?」いくら演技でも、当然カウンセラー役は、ギョっとしていました。

聞くと
「息子は来ない、娘は自分を罵倒する、体重は80キロ超えて、足が不自由になり外出もままならない」

そんな話に、カウンセラー役は耳を傾け、共感しながら気持ちを引き出していきます。

するとある言葉が出ました。
「死んで、周りに見せつけてやりたい!」

この言葉を聞いて、ほとんどの受講生の方々は
「この方は、死にたいのではなく、寂しいのだ」
と察知しました。

そうなると、その寂しい辛い気持を聞いてあげるというのが、一つの対処方法になります。
「そうですかー、息子さん来なくて、さぞ大変でしょうねー」とか
「そんなに罵倒されて、辛いでしょうねー」とか
「足が悪いと、外出できなくて気分が滅入るお気持ち、よくわかりますよ」
という感じで、自殺の話題ではなく、辛いその気持ちに寄り添うのです。

今回の講習の大切な学びは
この方は死なないだろう。でも死にたいと言っているのだから、死にたいほど苦しいのだろう。
そういう心に共感しながら、その話を聞いてあげる。
そうすることによって、心が和らぐのではないか。

という感じでした。

カウンセリングは本当に難しい。
河合隼雄いわく「素人がカウンセリングをするのは、外科医が泥だらけの手で手術をするようなものだ」

心は目には見えません。しかし、対処法を間違えると、死にいたるという事を肝に銘じて、今後も勉強していきたいと思います。

カウンセリングセンターのセミナー11.01.23

私は家庭生活総合カウンセリングセンターに所属しているのですが、
所属すると、必ず受けなければならない講座があります。

それが月に1度の輪読セミナーです。

カウンセリングというのは、相手の心の辛さに焦点を当てて、その辛さに向きあう事です。

例えば「自殺したい」と言われたら、死にたい方に、皆様は何と言いますか?
多分
「生きてれば良いことがあるから頑張って」とか
「死んではダメ!みんな辛い事があっても生きているのよ」
というような励ましや、自殺を止めるような事を言うと思います。

しかしこれは本人にとってはあまり有難くない言葉になるケースが多いようです。

こんな場面でカウンセラーの多くは
「死にたいほど辛いのですか?、大変だったでしょう」
というような言葉をかけます。
そしてその方の悩みをじっくり聞きます。

しかしカウンセラーも人間ですので、なかなか完全にはできません。
そのため、みんなでカウンセラー用のセミナーを受けて、技術を磨くのです。

カウンセリングマインドを保つのは難しい事です。

ここで良いカウンセラーの見分け方。

よく話を聞いてくれて、その悩みに共感してくれる人です。

カウンセリングを受けた事のある方で、
「カウンセラーが一方的に喋っていた」
なんて経験があったとしたら、そのカウンセラーは怪しいです。

北海道家庭生活総合カウンセリングセンター11.01.23

私は、北海道家庭生活総合カウンセリングセンターという社団法人に所属しております。

この団体は何をするかといいますと、カウンセリング手法を使い、皆様の心の悩みを少しでも和らげる活動をしております。
他には「犯罪被害者支援」「自死防止支援」「カウンセラー養成講座」など、さまざまです。
http://counseling.or.jp/

場所はかでる27にあるのですが、市内の区役所に支部のようなものがあり、各区でも区民に無料でカウンセリングを行っております。

私は北区に所属しているのですが、本日はその新年会でした。
メンバーは、人の辛い心の内をしっかりと聞いて、その辛い心によりそってくれる、人の為に活動している素晴らしい方ばかりです。
そんなメンバーと食事をしながら、懇親を深めました。

皆さん、楽しい新年会をありがとうございました。

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