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社長 河上太の気まぐれBLOG

札幌エルム教育学院開校式での講話115.08.25

本日、介護職員初任者研修の資格認定校「札幌エルム共育学院」において、
開校式が行われました。

毎回、介護職員を目指す生徒さんに対して、
開校式で講話をさせていただいております。

本日も、10時からの開校式に引き続き、
講話をさせて頂きました。
話す内容は毎回ほぼ同じです。

「皆様は、多くの入学希望者から選考された、選ばれた方々です。
自信を持って下さい」

「皆様は、人のお世話をしたいという、優しい心の持ち主です。
それは持って生まれた才能です。
その才能を存分に活かして、社会貢献してください」

「ここにいるクラスメイトは、同じ心と志を持っている方々です。
そういう方々は、一生の友となる可能性があります。
私はその友達をソウルメイトと呼んでいます。
そのソウルメイトを大切にしてください」

「社会は介護職員を必要としています。
皆様がその職に就くというのは、それ自体で社会貢献です。
自分たちは求められているということを自覚して、頑張って下さい」

「日本は世界最先端を行く、少子高齢化の先進国です。
日本の介護業界が出す答えに対して、世界が期待しています。
皆様は世界のパイオニアということを忘れずに、
誇りを持って仕事をしてください」

このように、生徒さん自身が、
「いかに大切な存在であるか」
「いかに必要とされているか」
を、十分に説明させていただきます。

生徒の皆様は、色々な経験をして、当校に入学されます。
今日からは、ご自分の大切さを理解していただき、
今後の人生を、自信と誇りを持って生きて欲しいと、
心と熱意を込めて話してきました。

8月が終わりに近づいていますが、
熱く語るとまだまだ汗が流れる季節ですね。

皆様、明日から頑張って下さい!

国際関係「アメリカが日本をどう見ているか」15.08.24

今日は札幌で「ホワイトハウスから見た日本」という演題で、ワシントンは日本をどう見ているか?について、
米国先端政策研究所上級研究員のグレンSフクシマが講演しました。

結論から言うと、
安倍政権はアメリカと深い信頼関係にあります。
日本人は「アメリカは中国と結束してG2を作る」という事を懸念しているが、アメリカは日本の重要性を強く認識している。

2015.08.24ホワイトハウスから見た日本.JPG

最初に、民主政権下の2012年の日本から話しがスタートしました。

アメリカが、当時の民主党政権下の日本へ感じていた課題は
「震災(原子力発電所)」と
「近隣国との領土問題(尖閣諸島と竹島)」でした。

その後に誕生した安倍政権に対しては、3つの課題が新たに出たようです。
それは「経済」「安全保障政策」「歴史認識」でした。


ここで、先にまたまた結論ですが、
この3つもおおむね好意的に見ているようです。

では具体的に、
1つめは、経済について
・成長戦略(規制緩和・改革)については、抵抗勢力により「実行出来ないのでは」と懐疑的な意見は出ているが、おおむね歓迎されている
・TPPは数ヵ月以内にまとまる。来年は大統領選挙があるので、今年中にまとまるというのが8割の見解。
・経済的にはアメリカは日本を応援している

2つめの安全保障政策について
●安倍政権は評価されている
理由として
・防衛予算を増加させている
・規制緩和を実行している
・NCを作った
・特定情報保護法案を作った
・集団的自衛権に向けている
・日米防衛指針が良好である
・オーストラリア、フィリピン、インドとの協力を図っている

一方で起こっている「沖縄の普天間問題」これは懸案事項となっている。
しかしこれは日米関係というより日本国内の課題であるため、沖縄の理解が重要と見ており、日米関係に影響は無い。

このような理由で、日米の安全保障政策は良好であると言えるらしいのです。
その証拠にオバマが「尖閣諸島は日本」と言っている。

3つめの歴史認識について
・アメリカの安倍総理への懸念は
「歴史問題により近隣諸国との摩擦が起こること」で、
歴史認識そのものではないようです。

・最近アメリカの学者やジャーナリストの中に、歴史問題に関心を持っている人が増えているようです。

・今年の安倍総理の訪米は8日間で、昼食会と晩餐会と演説等は好評だった。
・ハーバード・ボストン・カリフォルニア・ロサンゼルス等の訪問先で歓迎されたが、数人の中国系と韓国系がデモをしたが、問題にならなかった。
という事でした。


グローバルな視点でも日米感は非常に良好で、
・医療協力・宇宙開発技術の協力
・地域協力(対北朝鮮・対ロシア等)
などに期待している。

④今後の展望
・アメリカは、イラン・イラク・ロシア・シリア等、課題が山積しているので、あまり問題が無いアジアに、危機管理対策がなされていない
・アメリカ国内の問題は、格差・移民・人種差別・大統領選挙
・アメリカの民間企業・ジャーナリストの関心は、経済の拡大によりアジアにシフトしている
・安全保障は、中国の台頭で注目されている
・アメリカに居住しているアジア系アメリカ人は5.4%だが、増加率が高い。今は主に中国・フィリピンと続くが、この人々は所得レベルが高いので、重要ポストに就くことで、益々重要性が増す
・日本が最も信頼できる同盟国と見られているが、将来的に楽観出来ると思うが、今後もお互いの努力で続けて欲しい(日本からの留学生が激減している=日本1.7万人・韓国7万人・中国24万人)

というような内容でした。

最後に質疑応答があったのですが、

Q、9月の米中首脳会談は?
アメリカの中国に対する姿勢は、この2~3年で慎重になっている=政治・経済
理由は
・期待していた程、改革が実行されていない
・人権的に弾圧がある
・政治的に問題
・貿易や投資でも重要視していたが経済が減速
・安定的にビジネスができない
・サイバーセキュリティ、
・南シナ海でのアメリカへの挑戦
以上の理由で、アメリカは中国に期待していない

米中関係に関しては気にしない方が良い。
・日本が懸念するほどではない
・日本とアメリカは価値観を共有している。
・経済の中身や国民の所得レベルや技術や政治の仕組みや民主制から見て、日本は最重要パートナーである。
・しかし、アメリカと中国の関係改善は日本にとっても良いことである。

Q、アメリカの好景気について
・アメリカの景気はマクロでは成長しているが、個人は所得が上がっていない。
・大学へ通学する人が、卒業後の借金の返済が大変
・失業率は低下しているが、雇用の中身はそれほど良くない
・二極化している。
・着実に良い方向に行くだろうという予想がされている
・エネルギーで強い立場になる
・今後も移民で活性化していく

Q、サイバーセキュリティの日米関係について
・増加しているので、技術レベルの高い日本との政府レベル・民間レベルの協力を望んでいるため、情報交換の場を作っている。

Q、慰安婦問題について
韓国系アメリカ人が慰安婦のメモリアル像を建てた事に対して、日本の外務省は反対意見を出している。
具体的な行動でニュージャージー州に行って中止要請したが、それに対しての反発があった。
アメリカの学者と日本の学者が議論した方が良い。政府が出ない方が良い。

このような内容でした。
アメリカの認識は、少なくとも私の認識と差があったので、皆様の参考になればと思い、書かせていただきました。

昨年が稲盛塾長との人生最高の思い出13.01.05

私が尊敬してやまない稲盛塾長との最高の思い出を、今年最初のブログにしたいと思います。
この記事が、少しでも経営者の方の悩みの解決になれば良いなと思い、書かせて頂きます。
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昨年の9月に、稲盛和夫塾長が札幌塾長例会のため来札された時、千歳空港からプリンスホテルに向かう間(約1時間)、運転手をさせて頂きました。最高の1時間でした。

その車中で「経営問答」をさせて頂きました。
経営問答とは、経営者が稲盛塾長に対して、経営の悩みを打ち明け、稲盛塾長に教えを請うというものです。
通常は自社の基本的情報(従業員数・売上高・税引前利益率)を伝えてから、悩みを聞いてもらいます。

私の質問は
Q.弊社は印刷会社です。しかし現在老人ホームを作らないかという誘いが来ています。
土地の提供者もおり、理事も揃いました。あとは資金調達をして、発進するだけです。
しかし塾長の教えに「飛び石は打つな」というのがあります。私の考えていることは「飛び石でしょうか?」それとも「多角化でしょうか?」でした。

実はこの質問を色々な塾生(ソウルメイト)にしてみました。
答えは本当に賛否両論でした。

「それは多角化だから、やった方が良い」
「それは飛び石だから止めておけ」
「お前にはノウハウが無いから止めておけ」
稲盛塾長は、ある経営者には「飛び石」、またある経営者には「あなたは多角化が遅れましたね」
人を判別して答えを出しているような気がしていました。
ですので私のケースにはどのような答えを出してくれるのか、心から知りたかったのです。

それが幸運な事に、そのチャンスが訪れたのです!

まず、弊社のような小さな会社の事を、経営の神様に聞くというのは、本当に恐縮してしまい、
「こんな小さな会社の小さな悩みで大変申し訳ありませんが」と前置きすると、

「そんな事はありません。小さな会社でも、あなたにとっては一大事ですから、構いません」と言われました。
本当に感動して、「稲盛塾長の深さ・優しさ」に改めて心の底から思い知らされました。

弊社の従業員数・売上・利益率を伝え、質問すると
「私は、よくわかりませんが、老人ホームというのは高収益と聞いています。ですので、やるチャンスがあれば、やった方が良いと思います」
しかしやるからには、という条件を教えて頂きました。それは

「施設長にするのは、信用の出来る社員にしなさい。外部から呼ぶのではなく10年も20年も一緒に仕事をしてきた信用出来る社員を使うのです」

「その事業計画は売上と利益はどのくらいですか?あまりに高いですね、世の中には良い話は無いですよ。自分で採算を計算しなさい」

「印刷の方が、今の利益ではいけません。まずは本業を強くせんんとなりませんなー」

「やるからには、一生懸命やりなさい」

でした。

本当に勉強になりました。そして今後の経営の指針にしようと心から思いました。
しかし、この事業はこの答えを頂いた直後に中止となりました。
その時は、本当にガッカリしたのですが、今思うと
「信頼できる社員を施設長に据えることが出来ない」
「自分で採算をトコトン計算していなかった」
「本業がまだまだ弱い」
塾長の教えに反している状況でした。

そういう状況でのスタート予定でしたので、中止になって本当に良かったと思っています。
これは本当に神様か・稲盛塾長か・ご先祖様のお導きというか、幸運以外の何者でもないと、今では思っています。
「あんな状況で進んでいたら、つぶれていた」と思うと、怖くなります。
サムシング・グレートに守られているという気がします。
感謝しています。

昨年は本当に良い年でした。

これからも、稲盛塾長の言葉を信じて、少しでも会社が上向くように努力していこうと思います。
皆様、応援よろしくお願い致します。

中国重慶で学んだ事「リーダーの資質」12.06.19


先月、盛和塾の勉強会が、中国の重慶で行われました。
テーマは「リーダーの資質」です。
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まずリーダーは、アメリカ西部開拓史の幌馬車隊の隊長のようでなければならない。
あらゆる苦難を乗り越えてアメリカの西海岸を目指した、そして到着した隊を率いる隊長。その資質こそがリーダーに必要である。
その資質とは
1、使命感を持たなければならない。
私利私欲であったなら、成功しないであろう。大義名分をもって行動したから成功した。

2、目標を明確に持たなければならない。
地図も無い未踏の地をどのような所を目指して行ったのか、それが重要。

3、強い意志を持たなければならない。
道の途中で、野生動物や、インディアンなどの障害があったはず。
それでもあきらめずに、目標に向かう強い意志がなければ成功しない。

4、尊敬と信頼を集める。
真の勇気を持ち、厳しく厳しく統率しなければならない。そうしながら優しい心で何が一番良いかの判断をした。

沢山の失敗者がいる中で、このような人が、幌馬車隊を西部に届けたのではないかと思う。

という話しです。これを自分に置き換えて、会社経営をするように教えられました。

その後懇親会が開かれ、千手観音ショーで盛り上がりました。
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翌日は観光も行われました。
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勉強会で、自己嫌悪に陥ったにもかかわらず、懇親会や翌日之観光では、はしゃいでしまった自分に、また反省してしまいました。

「不況時を乗り切る4つの創造」12.06.19

昨日、盛和塾自主勉強会がありました。
内容は
稲盛塾長の1996年4月8日、関東地区合同例会でお話された
「不況時を乗り切る4つの創造」のDVD鑑賞です。

まず冒頭で
「あなたたち塾生に不況は関係ない!なぜならあなたの会社のシェアは日本市場の中で大したこと無いから、伸ばそうと思えば伸ばせる。もしあなたの会社のシェアが市場の1割でも行っていたなら、伸ばすのは大変だが、そんな状態ではないはず、伸ばせる」
というところから始まりました。

そして4つの創造(クリエーション)が大切です。
1、 新しい需要を創造する
2、 新しい市場を創造する
3、 新しい技術を創造する
4、 新しい商品を創造する
これを渾然一体として創造しなければならない。

物を作るのが偉いのではなく、市場を作らなければならない。

稲盛塾長の数々の体験談の中で、私の印象に残った部分は、
京セラは人工宝石を作っているのですが、この人工宝石は科学的には本物と同じ元素の並びをしているので、そういう意味では偽物ではないのですが、いくらでも作れるので、希少価値が無いので売れなかった。
当初、あまり裕福ではない人が買うのかと思って営業していたら、あまり売れず、
逆にすごい天然宝石を持っている富裕層の方に見せたら、本物と比べて、人工の方がはるかに素晴らしいので、転々を持っている方に売れるようになった。
このように、新たな市場を作っていかなければならないのです。

また、カメラメーカーの「ヤシカ」を買収した時は、カメラメーカーは成熟市場であったので、ニッチを狙うしかなく、そこで「コンタックス」というブランドで高級カメラの部門を伸ばした。
そして黒字化した。
このようにどの業種も競争の中で、ニッチを伸ばす。

今ある技術や、今作っている商品の特性を利用して、何か新しいものが作れないか、考え抜いて、新製品を作り出し、需要を創造し市場を作っていく。

松下電器との取引で培ったセラミック技術を応用し、セラミックの特性である「磨耗しない」「温度変化で伸縮しない」「薬品に強い」という特性を利用して、
繊維製造機械の糸の走る部分を金属からセラミックに変えたり、車のラジエターのパッキン部分をゴムからセラミックに変えたりと、技術と特性を併せて製品開発して、売り上げを伸ばしたのが京セラです。

すごく参考になりました。

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