自費出版、各種印刷の楡印刷株式会社TOP > 社長 河上太の気まぐれブログ

社長 河上太の気まぐれBLOG

上海における現地法人設立法15.09.27

セミナー第一弾は、
上海において、適切な会社の設立について、
税理士法人 山田&パートナーズ 代表社員/パートナー
亜瑪達商務諮詢(上海)有限公司
総経理 春田 憲重 氏
に、お話しをいただきました。
春田セミナー.jpg

まず、中国におけるビジネス様式(法人・非法人)は4種類

①非法人形態(常駐代表処)
法人を設立せず、常駐の人を置いて、まずは営業するという形態です。

撤退も簡単なので、
規模は小さいが「とりあえずやってみよう」
というケースに適しているようです。
しかし、この形態には大きなデメリットがあります。
2009年から税制の改正により、
経費の15%を利益とみなして課税されるようになりました。
これにより、大量仕入れなどの高額な経費があって、結果的に赤字になった場合には、更に仕入額の15%を税金として納めなければなりません。
ダブルの痛手となるので、気をつけて下さい。


②パートナーシップ形態
これはそのまま、パートナーシップです。
簡単ですが、大きなリターンにはならない形態です。


③法人形態(中外合資企業・合作企業)
日本で言われている「合弁企業」形態です。
いわゆる、様々な決め事の上で、共同で出資し会社を運営していくことです。
しかし最近、合弁を解消するケースが増えているようです。

理由は
・合弁が上手く行かない場合が多い
・中国のパートナーがいなくても、コンサル等で賄える
ということです。


④法人形態(独資)
最後に、メインの内容となる、「単独で法人設立」です。
最近は、合弁の解消が増えているため、この「独資」が増えているようです。
先にお伝えしたように、パートナーがいなくても、コンサルタントが運営のお手伝いをしてくれるため、
単独で運営出来ると判断できれば、これがオススメらしいです。

では次に、法人設立までは、どうなるか
まず、期間ですが最低でも約4ヶ月かかるということです。設立登記の手続きが大変のようです。

設立資金は、法律上は不要だが、窓口に行くと高額な金額を言われるようです。それは低い金額で認めると、乱立してしまうからということです。

法定代表人が日本人だと、何かの申請の度に、本人が行かなければならない。社長が頻繁に行けないのであれば、現地にいる方にした方が良い。

次に利益金をどう送金するか
基本的に中国は外国送金が面倒な国です。
50,000ドルを堺に、申請が必要か、不要になるようです。
送金方法は、1配当・2手数料、の2種類があります。

最後に税制です。
企業所得税(法人税)は25%、繰越欠損は5年まで
増値税(消費税)、これは税務局発行の領収書でなければ経費にならないため、役所で管理されている。
しかしなぜか、この領収書が出回っていて、まともに税金を納めずに済ませている企業が多いらしいです。
社会保険は、所得額と連動しないため、労働者は手取りを増やしたいため、不正に低く申請するのがほとんどのようです。

中国で会社を設立するときは、このような事に気をつけて、設立して下さい。

このセミナーの後に、ホテルの近所に大好きな火鍋屋さんを見つけてしまい、
羊のテール火鍋を食べました。
だしが効いていて、油も少なく美味しかったです。
webwxgetmsgimg (5).jpg

上海視察報告15.09.26

上海夜景LOVE.jpg

9月15日から18日まで、
3泊4日の上海視察に行ってきました。

今回の目的は、介護業界の視察です。

札幌から5名と東京・千葉から各1名の計7名の視察団でした。
それぞれ立場は違うのですが、
全員中国の介護に関わるビジネスに興味を持っている方ばかりでしたので、
観光の時間は無しです。

ですので、内容は非常に濃く、
・事業所視察3箇所、
・健康展示会、
・セミナー4本
朝9時から18時まで視察とセミナー、
その後、食事をしながら懇親と情報交換という行程でした。

この1つ1つをご紹介して、皆様が中国のことを少しでも理解していただけたらと思い、数回に分けて書こうと思います。

長いシリーズになりますが、少しお付き合いください。

上海ビジネス街.jpg

上海ビル3本.jpg

熊本の凄い工芸15.09.26

先月行った熊本で、
どうしても見たい町がありました。
というか、どうしても見たい祭りがあります。
山鹿灯篭まつりです。
2015.08.22山鹿灯篭像.JPG

2015.08.22山鹿灯篭ポスター.JPG

2015.08.22山鹿灯篭祭風景.JPG
今年はタイミングが合わずに、祭りが終わってから行ったので、

「町並みでも見たいな~」
と思い、
熊本の友人に案内してもらいました。

観光案内所に行くと、
「灯篭の展示会が開催されている」と言われたので、行ってきました。

商売がら、踊りの時に頭の上に載せる灯篭を見てきました。
なぜ、商売がらかと言うと、この灯篭は

「全て紙でできている!!!」のです。

行くと、名人と言われていた、
「徳永正弘さん」という方の追悼展が、開催されていました。
以下が作品です。
2015.08.22作品1.JPG
2015.08.22作品2.JPG
2015.08.22作品3.JPG
2015.08.22作品4.JPG
2015.08.22作品5.JPG
2015.08.22作品6.JPG
2015.08.22作品7.JPG
2015.08.22作品8.JPG

スゴイです。

これらを見ながら、説明を受けたのですが、
藁葺き屋根のワラも、一本一本紙を丸めて作っているのです。

本当に「全て紙製」=オールペーパー!です!

2015.08.22作品3-2.JPG

こんな工芸品があるとは、皆さんご存知だったでしょうか?
現在は、この工芸を受け継いでいるのは、9名らしいです。
日本には、残さなければならない、有形・無形のものが、
山ほどあるという事を、再認識させられました。

日本人に生まれて、本当に良かったと思える、山鹿視察でした。

2015.08.22山鹿灯篭頭用.JPG

中国のテレビ放送15.09.17

現在、上海にいます。

3泊の予定の2日目です。
初日は、経営者仲間と盛り上がり、
2時まで火鍋を囲んで懇親会をしていたため、
2泊目の昨夜は食事のあとに、ホテルに帰り、ゆっくりしました。

当然のことながら、テレビを見ていると、「抗日ドラマ」と言われる、「日本軍にひどいことをされました」の内容のドラマが数多く流れていました。
KIMG1821.JPG
「怒鳴りつける日本兵が、日本人の人相ではなく、悪人顔」

これは知っていたのですが、アニメまで流れていました。
写真は「日本と戦うための武器を作っている場面」です。
KIMG1823.JPG


私が紹介される中国人からは、このような話題が出ないし、
ビジネスでも日本を信頼しているのに、
どうしてこのようなドラマや、アニメが流れているのか、実態と伴っていない気がします。

また、日本のNHKを見ていた時、タイの爆弾テロの特集が流れました。
その中で、新疆ウイグル地区の事情が流れたとき、突然放送が流れなくなりました。

こんなメディア事情が垣間見えました。

上海視察のポイント15.09.15

今回の上海視察は、

・介護現場の視察
・中国の介護業界の現状
・中国の介護ビジネスの現状
・外国企業の進出の注意点
・中国人労働者の現状

こんなところでしょうか。

私は、昔から
「現場に行き」
「目で見て」
「肌で感じる」をしないと
気の済まない気質です。

ですので、疑問に思ったり、気になると、
現地に行って確認します。

ですので、人生において、かなりの回り道をしている、
典型的な頭の悪い要領の悪いタイプです。

中国は何箇所か行きましたが、
広い中国の全部を相手にするのではなく、
エリアを絞って戦略を練ろうと思い、
「もし中国でビジネスをするなら上海」と決めました。

今まで行った中国は、
北京・重慶・広州・大連・杭州・上海です。

その中で、何となく肌に合いそうな感じと、人脈があるという観点から、上海にしました。

今回の視察で
「ビジネスチャンスがあるか?」
「パートナーを見つけることができるか?」
「輸出したいコンテンツの需要があるか?」
等のめどをつける決意で行きました。

3日間、視察・セミナー・人的交流で、
どうなるのか、楽しみです

上海視察で乗った中国東方航空15.09.15

私は飛行機に乗るときは、JALを選びます。
それは2009年の経営破綻から、再上場に導いた稲盛和夫さんを尊敬しているからです。

それ以来、JALのサービスにはほぼ満足しているため、
他の航空会社はなるべく使わないようにしています。

そのサービスに慣れているために、
今回の航空会社の感想を、写真とともにお見せします。

まず私の座った座席が、少し前後に動くので、
「リクライニングが甘いのかな?」
と思ったのですが、座席が外れていました。
1442312569251.jpg

これはちょっと危険だと思い、CAの方に見せたら
「OK」と何事も無かったように、去っていきました。
メモに書き残さずに、そのまま去って行ったということは、
多分次のフライトも、この座席は「このまま」です。

乗った便は、ラッキーに空席がたくさんあったので移れましたが、
満席場合はどうするのかな?
と、疑問に思いながら、外を眺めました。

座席がちょうど、翼の真横だったので、左翼のエンジンの付け根が見えました。

すると、なぜか、何かにこすった傷があり、
そこが塗装されていないのです。
1442312560729.jpg

何で、ここに「こすれ」があるのか、という疑問と、
何で、塗装し直さないのか、という疑問が出ました。

日本の基準が、世界の基準ではないという、小さな事例でした。

少し不安に思いながら、この原稿を書きました。
ネットがつながる所で、アップしようと思います。

結論=何においても、日本というのは信頼がおけます!!!!

最近話題の「女性活用」の極意315.09.06

一般的な女性管理職は、どのような課題を抱えているか?

女性管理職の方が、おっしゃっていた事をご紹介します。
(私が言ったのではないので、ご理解下さい)

・どうしても休職せざるを得ない場合がある
・派閥をつくりやすい
・プライベートを引きずる
・コミュニケーションをとりがたるため、業務に関係の無い会話が多い

次は、長所です。
・短時間(時間内)で仕事を終える。
・部署内の飲み会が少ない
・褒める
この「褒める」は草食男子に効果的で、
「褒められたい」「認められたい」という若い男性が増えているため、女性管理職の価値が高まっている。

という事でした。

では、ランダムに箇条書きにします
・会議等で、外部のファシリエーター(第三者)がいた方が、女性は意見を出しやすい
・女性にとって社員・パートなどの立場によって差別しないで、平等に仕事を任せる。
・「地位というのは、その人の生活環境からくるものであり、能力からではない」ということを、理解してもらう。
・30代以降、色々な事があるので、20代で詰め込む
 (20代は短距離ランナー・30代からは長距離ランナーのように)
・30代の出産休養というリスクの先の「夢」が見えない環境が多い
・上昇意識が弱く、自分のペースでやりたいので、会社との差が出る
・特定のメンバーだけを集めて会議をすると、疑念が出る
 (女性には、どうせ情報が漏れるので、全員で会議した方が良い)
・どのような形でも働き続ける制度にする
 (たった30分早く帰れるだけで、大きな違い)
・育成は難しいが、女性の方が真面目で、つぶしが利く
・女性の活用により、会社に多様性が出る
・評価制度を整える
・女性職場には1~2割の余裕を持たせる
・営業しなくても、紹介が多い

そして女性の活用により、男性社員にもメリットが出るとのことです。
・男性も介護や育児に入る時代なので、その人に対してもメリットが出る。

私が感じた結論は
「会社が、女性に活躍して欲しい」と、本気で思う。
「働きやすい環境」を創る。
「出世の道」が、ある。
この辺をきっちりと整備すると、元々能力の高い女性は、男性以上に活躍すると思います。
「女性にとって働きやすければ、採用に困らない」
という事でしょうか。

最近話題の「女性活用」の極意215.09.03


では、それぞれの成功事例を端的にまとめます。

①「採用」
・女性向けの専用サイトを作成する
・女子学生だけにイベントを企画する
・女子学生だけで座談会と質問会を設ける
・女性社員の1日のスケジュールを紹介する
・子供が出来てからの働き方の説明する
・子供が出来たら、どのような支援があるか明確する。
・10年先の具体的な道を説明する
・会社から「女性に活躍して欲しい」と強烈にメッセージを伝える
・内定後にきちっと面談(フォロー)をする


②「定着」(離職率の低下)

・女性だけでミーティングを開催する
(女性だけというのが効果的)
・女性活性化ミーティングを開催する
 (キーワード)
・人の成功事例は効果なし
   ・全員平等という意識で
   ・営業会議は営業発表会形式にする
   ・悩みの発表をしやすくする
・女性が活躍しやすい部署への配置替え
・子育てに予算をつける


国の方針で出ていた、重要点の

③「育成」(管理職育成)

・何とか、管理職を1名作って、出世の道を見せる
・男女関係なく、「リーダーを目指すのが当たり前」という社風を作る
・体力を必要とする作業を、男性に振る
・一から作らせるのではなく、会社がパッケージ商品を作り、それをカスタマイズしていけるよう、システム化する。

という成功事例が出ていました。

次回は、女性が活躍するメリットとデメリットをご紹介します。

最近話題の「女性活用」の極意115.09.01

弊社では、
介護職員の初任者研修の
資格認定校を運営していますので、
多くの、女性の就職斡旋を行ってきました。

介護の現場では、女性の活躍無くしては、
業界自体が成り立ちません。

ですので、政府の労働力人口の減少を補うための方針
「女性の有効活用」に対する、
色々な政策には、アンテナを立てているつもりです。

先日決まった、
女性管理職の割合の、数字目標も、
「絶対にこれをしなさい!」
という政策が出されると、組織は本気でやるので、
これも、ひとつの良い方法かと思います。

そこで早速、
「女性の戦力化で人材難を乗り切る」
という、船井総研の講座を受けてきました。

冒頭に、労働人口の説明等、データの説明がありましたが、
これは説明するまでもなく、減少しているので、
改めて説明する事は無いと思いますので、

本題へ

女性活用の基本は、大きく分けて3つ
①「採用」
②「定着」
③「育成」
です。

これを上手に行えば、
女性を、素晴らしい戦力にできるという事です。

次は、それぞれの具体的成功事例を、ご紹介します。

設備の修繕費を削減する極意15.08.31


機械の故障について
先日、業務用の機械のメンテナンスをする会社の社長さんと、
ゆっくり話しをしました。
弊社も、
・印刷機
・断裁機
・帳合機
・製本機
・折り機
・結束機
・穴あけ機等、
数々の機械で、印刷物を生産しているため、
機械のメンテナンスにけっこうコストがかかっています。

そこで、せっかちな私は、究極の質問をしました。
「故障しないためには、何をしたら良いですか?」
すると一言

「清掃」

「故障の70%は汚れからくるんだよ」
「メンテナンスをしていると、その会社の体質がよくわかる」
という事でした。

営業上がりの私は、機械の構造はわかっていても、
故障の原因は知りませんでした。

すぐに生産部長に、この事を伝えました。

元々、故障の少ない会社なのですが、
うなずく部長を見て「弊社の工場長は大丈夫」と確信しました。

機械も使う人によって、長く使えたり、
すぐにダメになったり、色々です。

機械の調子は、
「使う人の心の綺麗さに比例するということだ」
と感じました。

修理費は、生産業にとって、
「無駄な支出」以外の何者でも無いので、
出来ればゼロがイイですね。

製造業の方、参考にしていただけると幸いです。

盛和塾「塾長例会」熊本で学んだこと15.08.30

去る8月19日、熊本に稲盛塾長がお見えになり、
塾長例会が開催されました。

体調が悪い中、
「沢山の塾生が来られると聞いて、頑張って来ました」
と、元気なお姿で、登場されました。

2015.08.19盛和塾熊本.JPG

今回の発表者は
第一発表者は
水洗バルブの製造メーカー
・元々は、真鍮切削の下請けメーカーであった
・取引先の倒産など、様々な苦難を乗り越えた
・現在は「マイクロナノバブル」のシャワーヘッドなどの開発を行い、業績を回復
・現在は高収益企業に成長している,

そんな会社でした。


第二発表者は
福島で業務用食品の卸業
・震災で自社に立ち入れなくなった
・冷凍食品はじめ、食品が腐敗して、全てダメになった
・休業中に顧客を、他の会社に全て奪われた
・そんな状況で、売上がゼロになり、そこからのスタートであった。
・しかし今は、震災前の8割まで売り上げを戻した。
という状況の会社でした。
震災後は、ずっと赤字であったが、
東京電力の保証で、何とかやってきた。
しかし何とか頑張って今年は東電の保証が無くても
12万円の黒字が出た。
という内容でした。


以上の内容と、塾長のコメントを聞いて、
自分にとって大事だと思ったポイントは
●たとえ現在成功していても、努力を怠らず、今のサービスや商品を、誰も真似出来ないレベルまで高める
●成功して傲慢な心が出ないように、謙虚にして奢らず、人に対する
●何かあっても、誰にも負けない努力で、V字回復させなければならない
●人として正しいと思えるビジネスをする
●お客様にとって、喜びとなる事を、提供する
●営業外収益があっても、それを当てにすると足腰が弱る。本業で努力を重ねて利益を上げる
●どんな逆境でも、負けずに努力を続けると、必ず良い結果が出る
●盛和塾の機関紙を、最初から読み直す

このような事を実践したいと思いました。

勉強した直後は「やろう」と思うのですが、
実践しないと、勉強した意味がありません。

また実践しても、と継続です。

税務調査に対しての対処と、考え方15.08.28

先日、3日間の税務署の調査が入りました。
前回の調査は10年前で
「是認」でした。
その前の調査も
「是認」でした。

今回も自信があったのですが、是認とはなりませんでした。
原因は、
年末の棚卸をした後に、営業最終日に材料を発注し、
入荷したものを在庫に計上しなかったという、時間差による申告ミスでした。

ちょっとした事ですが、
こういう細かいことにも、キチッと気を配らないと、
「信用を失うんだな~」と、実感しました。

せっかく「是認」が続いていたのに、
ゴールド免許を失ったようで
非常に残念です!

税務署を「お金をむしり取る所」
と感じている人が多いと思いますが、

世の中は税金で、豊かになっているという一面があると思います。

利益を上げて、
納税するのが法人の義務だと思っています。

利益の独り占めは、良くないですよね。

今後も「強く・正しく・美しく」会社を経営していきたいと、
税務署の方とのふれ合いで感じました。

女子ジャンプチャリティ交流会15.08.27

札幌リバティライオンズクラブ8月第2例会が行われました。
今年は、当クラブは本年度でCN35周年を迎えます。
10月にその式典が行われます。
その準備のため、
各部会がそれぞれの役割を遂行しています。

それに先立ち、
チャリティイベントを
開催することとなりました。
「女子ジャンプチャリティ交流会」
が企画されました。

会場の関係で、300名しか入場できませんが、
チケットの売り上げは、
全て女子ジャンプの方に寄付されます。

ジャンプはまだまだマイナーなスポーツなので、
実力のまだ足りない選手は、
自腹を切って遠征したり、
道具を買ったりと、
大変な思いをして、活動しています。

その選手の少しでも力になれればと、
このチャリティ交流会が企画されました。

ご興味のある方は、是非お問い合わせ下さい。

女子ジャンプチャリティ交流会.pdf

札幌エルム共育学院 講話内容315.08.27

皆さん、継続が大切だということは、
わかっていても、
出来ない時や、
心が折れそうな時が、あると思います。

その時に、どのような心を持つと、
継続できるかということを、お話しさせていただいております。

ここで、例に挙げさせて頂くのが、
京セラの創業者・
現KDDIの創業者・
日本航空JALを再建された、
稲盛和夫さんです。

京セラは、ファインセラミックという工業製品の製造メーカーです。
KDDIは、言うまでもなく通信会社です。
JALは、航空会社で、設備産業でありながら、究極のサービス業です。

松下幸之助さんや盛田さんは電機・
本田宗一郎さんは車というように、
成功者は1つの業種で成功しますが、
稲盛さんは全く違う業種を、3つも成功させています。

この全く業種業態の違う会社を、全て高いレベルで成功に導いた、
「根本の共通点は何でしょう?」
と生徒さんに質問します。


答えられる人はいません。

京セラの企業理念は
「全従業員の物心両面の幸せ」が第一に来ています。

KDDIは
「国民のために、通信料を安くする」
という、信念で作られました。

JALの再建は
日本経済のため
残った従業員の雇用を守るため
国民の生活のため

以上のように、業種は違っても
会社の存在価値は、全て人のためという理念のもと、
経営されています。

ですから、私はこの根本は「利他の心」であると説明します。

利他の心で行動すると、必ず成功に導かれるという事を、
私も信じています。

ですので、辛い事があっても、
人のために行動し、乗り切って、
明るい人生を切り拓いて下さい。

最後に
3ヶ月後、笑顔で全員が卒業証書を受け取って下さい。
と、話して終わります。

飽きもせず、毎回同じ事を繰り返して言っています。

苦しい時もありますが、
私も生徒の幸せのため、
「利他の心」で稲盛さんの教えを、伝えていきたいと思います。

札幌エルム共育学院 講話内容215.08.26

引き続き、講話内容のご紹介です。

生徒さんが、いかに大切な存在なのかを説明した後、
就職前の心構えを話させていただきます。

当校は資格認定校ですので、
3ヶ月間勉強して知識を得たと判断すると、
そのまま資格取得となります。

そして当校の就職率は、ほぼ100%です。

ですので、3ヶ月の講義をキチンと覚えていただけると、
ほとんどの皆さんは、就職までたどり着きます。

我々の役目は本来ここまでなのですが、
講話で一番力が入るのは、就職後の心構えについてです。

就職は入口にでしかありません。
ここにおられる全員が、就職は出来ます。
皆さんの唯一の課題は、
「就職してから努力を続けることとなります」
と説明します。


ここで私はいつも、プロのスポーツ選手を例に挙げて説明します。
今回の生徒さんは、
野球の方が好きだったので、
全員が知っていると答えていた、
NYヤンキースの田中将大マー君を例に挙げました。

就職は入口でしかない。
マー君はプロに入団しても、そこをゴールと思わずに、ずっと努力を続けたから、メジャーに入れた。

入った後も、ケガをしても努力し続けている。

皆さんも同じです。

就職はプロになるということです。

就職はゴールではなく、入口です。
「就職しても、努力を続けて下さい」
という事を、お伝えさせて頂きました。

自分にも言い聞かせながら、
話しました。

私も、努力し続けます。

札幌エルム教育学院開校式での講話115.08.25

本日、介護職員初任者研修の資格認定校「札幌エルム共育学院」において、
開校式が行われました。

毎回、介護職員を目指す生徒さんに対して、
開校式で講話をさせていただいております。

本日も、10時からの開校式に引き続き、
講話をさせて頂きました。
話す内容は毎回ほぼ同じです。

「皆様は、多くの入学希望者から選考された、選ばれた方々です。
自信を持って下さい」

「皆様は、人のお世話をしたいという、優しい心の持ち主です。
それは持って生まれた才能です。
その才能を存分に活かして、社会貢献してください」

「ここにいるクラスメイトは、同じ心と志を持っている方々です。
そういう方々は、一生の友となる可能性があります。
私はその友達をソウルメイトと呼んでいます。
そのソウルメイトを大切にしてください」

「社会は介護職員を必要としています。
皆様がその職に就くというのは、それ自体で社会貢献です。
自分たちは求められているということを自覚して、頑張って下さい」

「日本は世界最先端を行く、少子高齢化の先進国です。
日本の介護業界が出す答えに対して、世界が期待しています。
皆様は世界のパイオニアということを忘れずに、
誇りを持って仕事をしてください」

このように、生徒さん自身が、
「いかに大切な存在であるか」
「いかに必要とされているか」
を、十分に説明させていただきます。

生徒の皆様は、色々な経験をして、当校に入学されます。
今日からは、ご自分の大切さを理解していただき、
今後の人生を、自信と誇りを持って生きて欲しいと、
心と熱意を込めて話してきました。

8月が終わりに近づいていますが、
熱く語るとまだまだ汗が流れる季節ですね。

皆様、明日から頑張って下さい!

国際関係「アメリカが日本をどう見ているか」15.08.24

今日は札幌で「ホワイトハウスから見た日本」という演題で、ワシントンは日本をどう見ているか?について、
米国先端政策研究所上級研究員のグレンSフクシマが講演しました。

結論から言うと、
安倍政権はアメリカと深い信頼関係にあります。
日本人は「アメリカは中国と結束してG2を作る」という事を懸念しているが、アメリカは日本の重要性を強く認識している。

2015.08.24ホワイトハウスから見た日本.JPG

最初に、民主政権下の2012年の日本から話しがスタートしました。

アメリカが、当時の民主党政権下の日本へ感じていた課題は
「震災(原子力発電所)」と
「近隣国との領土問題(尖閣諸島と竹島)」でした。

その後に誕生した安倍政権に対しては、3つの課題が新たに出たようです。
それは「経済」「安全保障政策」「歴史認識」でした。


ここで、先にまたまた結論ですが、
この3つもおおむね好意的に見ているようです。

では具体的に、
1つめは、経済について
・成長戦略(規制緩和・改革)については、抵抗勢力により「実行出来ないのでは」と懐疑的な意見は出ているが、おおむね歓迎されている
・TPPは数ヵ月以内にまとまる。来年は大統領選挙があるので、今年中にまとまるというのが8割の見解。
・経済的にはアメリカは日本を応援している

2つめの安全保障政策について
●安倍政権は評価されている
理由として
・防衛予算を増加させている
・規制緩和を実行している
・NCを作った
・特定情報保護法案を作った
・集団的自衛権に向けている
・日米防衛指針が良好である
・オーストラリア、フィリピン、インドとの協力を図っている

一方で起こっている「沖縄の普天間問題」これは懸案事項となっている。
しかしこれは日米関係というより日本国内の課題であるため、沖縄の理解が重要と見ており、日米関係に影響は無い。

このような理由で、日米の安全保障政策は良好であると言えるらしいのです。
その証拠にオバマが「尖閣諸島は日本」と言っている。

3つめの歴史認識について
・アメリカの安倍総理への懸念は
「歴史問題により近隣諸国との摩擦が起こること」で、
歴史認識そのものではないようです。

・最近アメリカの学者やジャーナリストの中に、歴史問題に関心を持っている人が増えているようです。

・今年の安倍総理の訪米は8日間で、昼食会と晩餐会と演説等は好評だった。
・ハーバード・ボストン・カリフォルニア・ロサンゼルス等の訪問先で歓迎されたが、数人の中国系と韓国系がデモをしたが、問題にならなかった。
という事でした。


グローバルな視点でも日米感は非常に良好で、
・医療協力・宇宙開発技術の協力
・地域協力(対北朝鮮・対ロシア等)
などに期待している。

④今後の展望
・アメリカは、イラン・イラク・ロシア・シリア等、課題が山積しているので、あまり問題が無いアジアに、危機管理対策がなされていない
・アメリカ国内の問題は、格差・移民・人種差別・大統領選挙
・アメリカの民間企業・ジャーナリストの関心は、経済の拡大によりアジアにシフトしている
・安全保障は、中国の台頭で注目されている
・アメリカに居住しているアジア系アメリカ人は5.4%だが、増加率が高い。今は主に中国・フィリピンと続くが、この人々は所得レベルが高いので、重要ポストに就くことで、益々重要性が増す
・日本が最も信頼できる同盟国と見られているが、将来的に楽観出来ると思うが、今後もお互いの努力で続けて欲しい(日本からの留学生が激減している=日本1.7万人・韓国7万人・中国24万人)

というような内容でした。

最後に質疑応答があったのですが、

Q、9月の米中首脳会談は?
アメリカの中国に対する姿勢は、この2~3年で慎重になっている=政治・経済
理由は
・期待していた程、改革が実行されていない
・人権的に弾圧がある
・政治的に問題
・貿易や投資でも重要視していたが経済が減速
・安定的にビジネスができない
・サイバーセキュリティ、
・南シナ海でのアメリカへの挑戦
以上の理由で、アメリカは中国に期待していない

米中関係に関しては気にしない方が良い。
・日本が懸念するほどではない
・日本とアメリカは価値観を共有している。
・経済の中身や国民の所得レベルや技術や政治の仕組みや民主制から見て、日本は最重要パートナーである。
・しかし、アメリカと中国の関係改善は日本にとっても良いことである。

Q、アメリカの好景気について
・アメリカの景気はマクロでは成長しているが、個人は所得が上がっていない。
・大学へ通学する人が、卒業後の借金の返済が大変
・失業率は低下しているが、雇用の中身はそれほど良くない
・二極化している。
・着実に良い方向に行くだろうという予想がされている
・エネルギーで強い立場になる
・今後も移民で活性化していく

Q、サイバーセキュリティの日米関係について
・増加しているので、技術レベルの高い日本との政府レベル・民間レベルの協力を望んでいるため、情報交換の場を作っている。

Q、慰安婦問題について
韓国系アメリカ人が慰安婦のメモリアル像を建てた事に対して、日本の外務省は反対意見を出している。
具体的な行動でニュージャージー州に行って中止要請したが、それに対しての反発があった。
アメリカの学者と日本の学者が議論した方が良い。政府が出ない方が良い。

このような内容でした。
アメリカの認識は、少なくとも私の認識と差があったので、皆様の参考になればと思い、書かせていただきました。

昨年が稲盛塾長との人生最高の思い出13.01.05

私が尊敬してやまない稲盛塾長との最高の思い出を、今年最初のブログにしたいと思います。
この記事が、少しでも経営者の方の悩みの解決になれば良いなと思い、書かせて頂きます。
IMG_3334-1.jpg

昨年の9月に、稲盛和夫塾長が札幌塾長例会のため来札された時、千歳空港からプリンスホテルに向かう間(約1時間)、運転手をさせて頂きました。最高の1時間でした。

その車中で「経営問答」をさせて頂きました。
経営問答とは、経営者が稲盛塾長に対して、経営の悩みを打ち明け、稲盛塾長に教えを請うというものです。
通常は自社の基本的情報(従業員数・売上高・税引前利益率)を伝えてから、悩みを聞いてもらいます。

私の質問は
Q.弊社は印刷会社です。しかし現在老人ホームを作らないかという誘いが来ています。
土地の提供者もおり、理事も揃いました。あとは資金調達をして、発進するだけです。
しかし塾長の教えに「飛び石は打つな」というのがあります。私の考えていることは「飛び石でしょうか?」それとも「多角化でしょうか?」でした。

実はこの質問を色々な塾生(ソウルメイト)にしてみました。
答えは本当に賛否両論でした。

「それは多角化だから、やった方が良い」
「それは飛び石だから止めておけ」
「お前にはノウハウが無いから止めておけ」
稲盛塾長は、ある経営者には「飛び石」、またある経営者には「あなたは多角化が遅れましたね」
人を判別して答えを出しているような気がしていました。
ですので私のケースにはどのような答えを出してくれるのか、心から知りたかったのです。

それが幸運な事に、そのチャンスが訪れたのです!

まず、弊社のような小さな会社の事を、経営の神様に聞くというのは、本当に恐縮してしまい、
「こんな小さな会社の小さな悩みで大変申し訳ありませんが」と前置きすると、

「そんな事はありません。小さな会社でも、あなたにとっては一大事ですから、構いません」と言われました。
本当に感動して、「稲盛塾長の深さ・優しさ」に改めて心の底から思い知らされました。

弊社の従業員数・売上・利益率を伝え、質問すると
「私は、よくわかりませんが、老人ホームというのは高収益と聞いています。ですので、やるチャンスがあれば、やった方が良いと思います」
しかしやるからには、という条件を教えて頂きました。それは

「施設長にするのは、信用の出来る社員にしなさい。外部から呼ぶのではなく10年も20年も一緒に仕事をしてきた信用出来る社員を使うのです」

「その事業計画は売上と利益はどのくらいですか?あまりに高いですね、世の中には良い話は無いですよ。自分で採算を計算しなさい」

「印刷の方が、今の利益ではいけません。まずは本業を強くせんんとなりませんなー」

「やるからには、一生懸命やりなさい」

でした。

本当に勉強になりました。そして今後の経営の指針にしようと心から思いました。
しかし、この事業はこの答えを頂いた直後に中止となりました。
その時は、本当にガッカリしたのですが、今思うと
「信頼できる社員を施設長に据えることが出来ない」
「自分で採算をトコトン計算していなかった」
「本業がまだまだ弱い」
塾長の教えに反している状況でした。

そういう状況でのスタート予定でしたので、中止になって本当に良かったと思っています。
これは本当に神様か・稲盛塾長か・ご先祖様のお導きというか、幸運以外の何者でもないと、今では思っています。
「あんな状況で進んでいたら、つぶれていた」と思うと、怖くなります。
サムシング・グレートに守られているという気がします。
感謝しています。

昨年は本当に良い年でした。

これからも、稲盛塾長の言葉を信じて、少しでも会社が上向くように努力していこうと思います。
皆様、応援よろしくお願い致します。

中国重慶で学んだ事「リーダーの資質」12.06.19


先月、盛和塾の勉強会が、中国の重慶で行われました。
テーマは「リーダーの資質」です。
P6030192.JPG

まずリーダーは、アメリカ西部開拓史の幌馬車隊の隊長のようでなければならない。
あらゆる苦難を乗り越えてアメリカの西海岸を目指した、そして到着した隊を率いる隊長。その資質こそがリーダーに必要である。
その資質とは
1、使命感を持たなければならない。
私利私欲であったなら、成功しないであろう。大義名分をもって行動したから成功した。

2、目標を明確に持たなければならない。
地図も無い未踏の地をどのような所を目指して行ったのか、それが重要。

3、強い意志を持たなければならない。
道の途中で、野生動物や、インディアンなどの障害があったはず。
それでもあきらめずに、目標に向かう強い意志がなければ成功しない。

4、尊敬と信頼を集める。
真の勇気を持ち、厳しく厳しく統率しなければならない。そうしながら優しい心で何が一番良いかの判断をした。

沢山の失敗者がいる中で、このような人が、幌馬車隊を西部に届けたのではないかと思う。

という話しです。これを自分に置き換えて、会社経営をするように教えられました。

その後懇親会が開かれ、千手観音ショーで盛り上がりました。
P6030197.JPG

翌日は観光も行われました。
P6040221.JPG

P6040241.JPG

勉強会で、自己嫌悪に陥ったにもかかわらず、懇親会や翌日之観光では、はしゃいでしまった自分に、また反省してしまいました。

「不況時を乗り切る4つの創造」12.06.19

昨日、盛和塾自主勉強会がありました。
内容は
稲盛塾長の1996年4月8日、関東地区合同例会でお話された
「不況時を乗り切る4つの創造」のDVD鑑賞です。

まず冒頭で
「あなたたち塾生に不況は関係ない!なぜならあなたの会社のシェアは日本市場の中で大したこと無いから、伸ばそうと思えば伸ばせる。もしあなたの会社のシェアが市場の1割でも行っていたなら、伸ばすのは大変だが、そんな状態ではないはず、伸ばせる」
というところから始まりました。

そして4つの創造(クリエーション)が大切です。
1、 新しい需要を創造する
2、 新しい市場を創造する
3、 新しい技術を創造する
4、 新しい商品を創造する
これを渾然一体として創造しなければならない。

物を作るのが偉いのではなく、市場を作らなければならない。

稲盛塾長の数々の体験談の中で、私の印象に残った部分は、
京セラは人工宝石を作っているのですが、この人工宝石は科学的には本物と同じ元素の並びをしているので、そういう意味では偽物ではないのですが、いくらでも作れるので、希少価値が無いので売れなかった。
当初、あまり裕福ではない人が買うのかと思って営業していたら、あまり売れず、
逆にすごい天然宝石を持っている富裕層の方に見せたら、本物と比べて、人工の方がはるかに素晴らしいので、転々を持っている方に売れるようになった。
このように、新たな市場を作っていかなければならないのです。

また、カメラメーカーの「ヤシカ」を買収した時は、カメラメーカーは成熟市場であったので、ニッチを狙うしかなく、そこで「コンタックス」というブランドで高級カメラの部門を伸ばした。
そして黒字化した。
このようにどの業種も競争の中で、ニッチを伸ばす。

今ある技術や、今作っている商品の特性を利用して、何か新しいものが作れないか、考え抜いて、新製品を作り出し、需要を創造し市場を作っていく。

松下電器との取引で培ったセラミック技術を応用し、セラミックの特性である「磨耗しない」「温度変化で伸縮しない」「薬品に強い」という特性を利用して、
繊維製造機械の糸の走る部分を金属からセラミックに変えたり、車のラジエターのパッキン部分をゴムからセラミックに変えたりと、技術と特性を併せて製品開発して、売り上げを伸ばしたのが京セラです。

すごく参考になりました。

「経営理念浸透プログラム」で業績を上げる12.05.27

「京セラ経営理念浸透プログラム」

京セラのグループに「KCCSマネジメントコンサルティング」という経営コンサルの会社があります。
その中の「理念浸透コンサルティング部フィロソフィ浸透課」があります。

ここは、「自社に経営理念を浸透させたい」と依頼のある会社に対し、経営理念手帳作成プロジェクトを作り、それを会社の基準とし、社員全員が同じ理念に向かっていける環境を整えるお手伝いをしてくれる会社です。

その社員の方々が、先日来札し、プログラムについてお話ししていかれました。
内容が、経営者の方の参考になると思いましたので、書かせていただきます。

経営理念は本来、各社員が一人で黙々と読んで、実践しなければならないものである。
そして浸透とは「実践して成果を上げる事」。

まずはJALの話しです。
経営破たんしたJALの業績がV字回復したのは、JALフィロソフィ手帳を作り、経営理念の徹底をしたからであると、稲盛名誉会長は言っております。
それほど、この経営理念の徹底は経営の要諦と言っていいほど重要な事なのです。

具体的には
自社で作った経営理念に沿ったフィロソフィ手帳を、毎朝朝礼で輪読し、それに対し各自がコメントし、それに対しリーダーがコメントする。これを繰り返し、フィロソフィを浸透させる。
「問題が無いのは問題である」(問題とは理想と現実のギャップの事である)。
こういう意識で、いつもフィロソフィを繰り返し、浸透させていかなければならない。
哲学は実践に結びつかなければならない。朝礼でいかにリーダーがよびかけられるのかが、業績回復のカギである。

しかし、これをやっている会社でも業績が上がる会社と、伸びない会社がある。
その業績の差は?

それは、
1、具体的な目標があるか?
2、その目標は何のためにあるのか?
「これが明確になっているか」
である。
目標しか無い会社は達成率が低い。
何のための目標か?明確にする必要がある。

将来の成功は、「今の努力の積み重ね」
である。ではどのような努力が必要か?

例)社員が「アイデアが浮かばない」と言う。
それは「知らない・やったことが無い」からである。
そういう人には、「体験談を伝える事により仮想体験させる」か、「実体験させる」

わかるまでではなく、実体験できるまで繰り返す。

人生はマグロと同じ、止まると死ぬと思って努力する、人間には無限の可能性があるから出来る。
そして頑張っていると、必ず応援してくれる人が現れる。

「進化」「深化」「新化」、3つのシンカで心を伸ばす。そして心だけではなく業績を上げなければならない。

これを続けていき浸透してくると、必ず去る社員が出る。その時は「イタイ」と思うが、これは浄化であり良い事が起きたと思ってほしい。
また、理念ができると新規採用場面で理念を伝えると、共鳴した人が入社するので、浸透のスピードが上がる。

業績は「正しい経営理念」をどこまで信じ切って、どこまで行動できるか
それにかかっているのではないかと思います。

「業績を上げる普遍の方法」12.05.26

「業績を上げる方法」盛和塾方式

5月21日盛和塾札幌自主勉強会が開催されました。
「盛和塾は仲良しクラブではない。業績が上がるのが大切」
ではそのために何をするのか?

まず人生は心の描いた通りになる、心で描いた事が人生になる。
(これは宇宙の真理です。なので善き事を思う。因果の法則はある)
あなた方の今の会社は、あなたの思った通りの会社になっているはずです。

では、
「フィロソフィを勉強しているのに、会社の業績が上がらないのは、どういう理由か?」
それは
「知っているだけで、それが血肉化していないからである」

「頭で思うのではなく、心で思う」
強烈な願望=心の中まで沁み込んだもの=潜在意識にまで到徹するほどの強い思い=信念にまで到徹したもの=徹底的に信じているもの
という事です。
信じてまでいなければ、使えない。

例)禅宗の僧侶
禅宗をやっている人が全て偉いわけではない。
それは僧侶が知識でしか知らないからである。
だから、やっている事と、言っている事が違うのである。

本来、人格が変わっていなければならないはずなのに、心に沁み込んでいないから、人格が変わっていない。
心に沁み込めば、人格が変わるはず。

人間は低次元の自我を持っている。それは「貪欲」「不平不満」「愚痴」「妬み」等である。
訓練しなければ、この本能で考えて判断してしまう。
それを理性で抑えて、心を戒めていく。すると、心の中に良い隙間が出来て来る。
信念にまでするという事は、これを繰り返すという事です。

では経営を上向かせるにはどうすれば良いか?
以下に掲げる「経営の原点12カ条」を明文化する。
そしてそれを、心の中に沁み込ませる。
そしてそれを社員と共有化し、社員の心にも沁み込ませる。
自分も信念まで高めなければならない。
繰り返し、社員との飲み会を開いて、その話しをする。
その飲み会は遊びではない。

心に沁み込んだ社員が何割いるかが、会社の業績になる。

盛和塾の塾生企業の社長さんが、稲盛和夫の講演会の「おっかけ」をしている方が数多くいる。
その人たちを見て、
中坊公平さんがおっしゃりました。
「仕事もしないで、こんなにオッカケしているような会社の経営が良いはずがない」
しかし、この「オッカケ」をしている社長さんの会社の業績は非常に良いのです。
それはいつも聞いて、心に沁み込んでいるからなのです。

京セラは様々な会社とM&Aしました。
その会社が、京セラの考え方(フィロソフィ)によって、1年でガラッと業績があがるのです。
これはマジックのように変わります。

では実例を挙げます。
例1)東芝ケミカル(有機絶縁材料製造会社)
買収当時は売上280億円、赤字24億円であった。
それが1年半で売上300億円、黒字24億円に改善された。

例2)三田工業(現京セラミタ、プリンタ製造)
買収当時は売上1,000億円、赤字200億円であった。
それが1年で売上2,100億円、黒字320億円に改善された。

例2)キンセキ(水晶人工育成会社)
買収当時は売上300億円、赤字50億円であった。
それが1年で売上430億円、黒字44億円に改善された。

この改善は、京セラフィロソフィをその会社に持ち込んで、心に沁み込ませたからである。
なので、この「経営の原点12カ条」を心に沁み込ませて、
給料を少しでも良くする、
少しでも将来を安定させる。
このように従業員の幸せを考えて経営して下さい。

という事でした。

「盛和塾に入ったら、業績が上がる。上がっていなければ恥です」そんな会にすると塾長は言っています。
厳しいですが、頑張らなければと思いました。

「経営の原点12カ条」
次回書きます。

京セラグループの恐るべき経営方針12.05.26

P5170105.JPG

先日、京セラ本社を見学に行った時に、貼ってあったものです。
平成24年の経営方針です。

簡単に説明します。
「まず売り上げを15%伸ばす」
「売り上げの20%を利益にする」

しかし、その目標にを達成するためには
「原材料の高騰」
「製品価格の下落」
「労務費の上昇」
「円高の進行」
「アジア勢の台頭」
という更なる競争の激化がある。

しかし
「徹底した原価低減に向けた構造改革」
「伸びる顧客・伸びる市場で売り上げ拡大」
「グローバル展開のための経営井t版強化」
「新製品・新技術開発」

「社員一丸となり、チャレンジ精神で乗り切ろう」

という事です。

その一番の根底にあるのは
「京セラフィロソフィ」の実践である。

という事です。

「理解した事はわかった事にはならない」
「実践してはじめてわかった事になる」

何事にも実践できなければ、学んだ事にはならないと、盛和塾では言われます。

自分の未熟さを、この1枚のポスターから感じました。

経営にとって「値決め」は重要、その考え方とは?12.05.26

「値決めは経営」
1999年9月16日に稲盛塾長が講話で話していた内容です。
P5210160.JPG

値決めは経営の重要はファクターである。
例えば、相見積もりで天びんにかけられ、他社に負けていると言われたとする。

もしかしたら、それは駆け引きかも知れないのに、馬鹿正直に対応する営業がいる。
そういう値引き対応していては、会社が存続しない。

まずはその時に、自らお客様の所へ行くのが一番良いが、そう出来ない時には、営業にその場面を再現してもらい、その中から事実を導き出す。

「他社はいくらなのか?」
「本当に値段だけで決定するつもりなのか?」等の
情報を正確につかむのが経営者の仕事である。

もし営業が簡単に15%の値引きをしたとする。営業が値引きをするのは簡単である。
「値引きします」で済むからである。
しかし値引きされると、製造業では製造する工場が、
流通業では、仕入れそれを
それぞれ、コストダウンで補わなければならない。

15%のコストダウンするのは、容易ではない。血のにじむような創意工夫がないと出来ない。

営業は安ければ受注出来る。
値下げして受注するのは簡単。
受注するのが偉いのではない。

しかし高すぎても、他社に発注がいってしまう。

要諦は
※「お客様が喜ぶ一番高い値段を導き出す」。これが営業の一番の偉業である。

情報を集め、審議を尽くし、トップが値決めをする。

例えば、屋台のうどん屋。
うどんの原価はそんなに変わらない、100円位だと思う。それを200円で売るか500円で売るか。
それに、「どこで」「どんな時間帯で」というような要素を入れ、価格を決める。

例1)コカコーラの販売戦略
販売当時、コカコーラは、ラムネやサイダーの3倍の値段だった。
「こんな高いもの売れる訳が無い」と思っていた。しかし、これが大ヒット。
コカコーラは販売店に多くのマージンを渡していた。だから販売店はラムネを売らずコーラを売ったので、大ヒットとなった。

例2)ヤクルト
カルピスと味は大した変わらないのに、バカ高い値段であるにもかかわらずヒットした。
ヤクルトレディに充分なマージンを渡していたから、レディが一生懸命に売ってくれた。

昔は(原価+利益=原価)という「原価主義」という考え方であったが、
値段を先に決める=それからコスト削減するという考え方に変わった。

今は販売する物の価値で売る。創意工夫で製品を開発しコストが2円でも20円で売る。
そういうマーケットが認めてくれる価格を設定する。

流通業(仕入れて売る)は30%のマージンは必要である。(それは右から左に流すだけで30%かかるということ)。
製造業は設計して製造して、頭使って無を有に変えているのだから、50%はあってもよい。
しかし資本主義理論から、そうはならない。

例)
製品価格1,000円の物は、700円で卸しである。なので製造業は400円で作らなければならない。

もし出来なければ、製造原価削減のためVA(バリュアナリシス)で、ガラッと発想を変え、設計や製造工程そのものを変えて、製造原価を下げなければならない。(仕入れをたたくだけではダメ)

技術屋は、製造コストをどう下げられるかが仕事(大発明ではない)。
どう設計や工程を変えたらコストがさがるか考えられるかが、優秀な人材である。

それでもダメなら、扱いを辞めて、新製品を開発するか、扱い品目を変える。

ホテル業を成功させる方法12.05.23

ホテル経営の要諦

「やさしい思いやりに満ちたホテル創りを」

2004年2月16日、京都の「ホテル日航プリンセス」の倒産に伴い、京セラがこのホテルの経営に参入した時の稲盛塾長が従業員に話した内容です。

これがホテル経営の全てと言っておりますので、サービス業の方、参考になればと思い、書かせて頂きます。
P4230008.JPG

まず「なぜこのホテルを?」

ホテル日航プリンセスが倒産して、そのままにしておくと、外資が首都圏の資本が入ってきてしまう。
このホテルはどうしても地元京都の資本でやりたいと思い、経営に参画した。
「京セラがホテル?」と疑問に思われる方がおられるかも知れませんが、経営の要諦は同じです。
実は鹿児島にも京セラのホテルがあります。黒川キショウさんの設計で建設しました。
当初は赤字覚悟で始めましたが、黒字になっています。京セラが成功させたと、業界でも話題です。

では「従業員の方々に、どのような気持ちで勤務して欲しいか」お伝えします。

京都は1200年の歴史が詰まった街です。第2次世界大戦でアメリカの有識者が
「京都は空襲しないで」と嘆願された街で、それが理由で空襲が無かったのです。

今後は中国からの環境客が増えます。
中国のある場所は、砂塵が舞っている。
そんな中国人にとって、京都は本当に素晴らしい、あこがれの街なのです。
中国人の所得が上がれば、必ず京都に来る観光客も増えます。

あこがれの街で働く機会を与えられたのだから、それを活かして人生を切り拓いて欲しい。

世界№1のホテルは従業員の質です。お客様があなたを「自分の子供の配偶者にしたい」と思わせる位のサービスをしてほしい。
日常を明るく感謝の心で過ごして欲しい、そうすれば職場でもそうなる。努力して心を明るい方向に向けて欲しい。

そして次に一人一人の生産性を、創意工夫で上げる。そうすると収益が上がる。そうして皆さんの待遇を改善したい。
ホテルは従業員の幸せのためにあります。

慈悲の心・愛が一番大切です。
宇宙には因果・原因と結果の法則があります。心に思うだけで因になります。
常に善き事を思うようにして下さい。

という事です。

要諦は「世界一のサービスを提供し、努力と創意工夫で業務改善をする」
という事でしょうか。

ホテル経営も会社経営も同じだと、稲盛塾長はおっしゃっております。
これは会社の経営にも通じるかもしれませんね。

「人の上に立つ」という心構えが大変重要な理由12.05.20

1982年京セラ役員幹部研修

演題
「人の上に立つという事」

稲盛社長のこの研修での第1声は「会社の最大の関心事は後継者である」とう事でした。
その後継者になる可能性のある方々を目の前にした、講話の中で言っていた事です。

人の上に立つ人は
「公平無私」=自らを律する人。
「大義のために行動する」=集団のために尽くせる人。
「人間として正しい事を正しく貫く」=フィロソフィ(熱意の源)がある人。
「忍耐力・耐久力がある」=能力の中の大きな部分がこれである。

人間の人生は、判断の累積である。だから正しいフィロソフィによる正しい判断が人生を好転させる。
本能を抑えて、公平無私に基づく理性での心で判断して行かなければならない。

これを、幹部に説いていました。

人の上に立つ人は、私心が強いと部下が幸せにならない、だから部下を幸せにするために、心を磨かなければならないという事を、絶えず反省していかなければならないと、稲盛塾長は若い時から言っているのですね。

スゴイの一言です。

経営者がパーフェクトでなければならない理由12.05.20

1981年の京セラ役員幹部研修で、稲盛塾長がおっしゃっていた事です。

立派な会社を維持するため、立派なリーダーが育たなければならない、立派とは社長の代りになることです。
人間は長所も短所もある。しかしリーダーはパーフェクションでなければならない。
例えば飛行機。
飛行機に亀裂があったとする。その亀裂は地上にいる時は、目立たない。しかし、いざ飛行すると、その亀裂から空中分解する。

人間もそう。欠点に目をつぶって、長所を伸ばすのは、ミドルクラスまでの話しである。
ビックになると、欠点があると、その欠点により空中分解して下落してしまう。

ミドルマネジメントと、トップマネジメントでは教育の方法が全く違う。
リーダーはあらゆる面でパーフェクションでなければならない。
P5170142.JPG

そこで必要なものは哲学である。
哲学が無いと、欠点が極限まで広がってしまう。

フィロソフィには、相反する事が書いてある。その相反する事(小心者は大胆に・大雑把な人は細心に)を兼ね備えるのがパーフェクション。先天的にそんな事が出来る人はいないので、後天的にやっていく。

また、私心が無いのがリーダー。私心がある人の下に付くと、部下がかわいそう。
自分の利益と会社の利益が同時に来たら、無意識に会社の利益がとれる人、集団のために損な役割を引き受けられる人、そんな人でなければならない。
P5170143.JPG

また熱意をもっていなければならない。
熱意とは「執念」「根性」「願望」「意志」。
仕事を成功させるのはお金に対する執念。しかし大きくなると欠点が出て、没落する。

例えばマラソン。
マラソンしてもやせない人が、大切な人が病気になり心配すると、痩せる。
それくらい思うという事は大変なエネルギーを使う。

魂をゆさぶるような言霊を伝えると、ガクッとなるほど疲れる。
腕力より思う方がはるかにエネルギーを使う。思念熱意が物を作っていく。
職場がどういう状態の時、目標が達成できるのか。

下から「今後どうなりますか?」と聞かれたら、間髪いれずに答えられる位、強い意志を持っていなければならない。
「どうしてもこうしたい」と思っている時、
「設備無い」「人も居ない」「資本も無い」全てが無くても、創意工夫が生まれる。
それに対して能力ある、無いは大した問題ではない。

京セラフィロソフィは厳しい事が書いてあるが、一生懸命仕事をしている奴は、ビンビン感じるはずである。
逆にそういう一生懸命体験が無いと、感じられない。

リーダーの皆さんが成長すると、自分のため・会社のため・部下のためになる。


私は、これを聞いて、
以前、オリンピックで金メダルを目指していた、シンクロナイズドスイミングのコーチが言っていた言葉を思い出しました。
「欠点を克服するのではなく、長所を伸ばすなんて世界に我々は居ないのです!
欠点があっては金メダルはとれませんから、欠点も克服します」

世界のトップを行く人はスゴイと思ったのですが、経営者もこうでなければならないと、稲盛塾長は言っているのです。

盛和塾「経営問答」12.05.20

群馬塾長例会が、群馬県に1,000人が集まれる会場がないという事で、軽井沢プリンスホテルで開催されました。
P5160089.JPG

今回の勉強会は「経営問答」。稲盛塾長が、経営者の悩みや問いに答えてくれるというものです。

一人目は看板屋さんの悩みです。
Q1、私は3代目ですが、先代の時からいる古参幹部が4名おり、その人への教育はどうしたらよいでしょうか?
A1、幹部との打ち合わせの時に「どうでしょうか?」と問い、意見を出してもらい、それを率先して使用する。
ダメなら「自分はこう思う」と教育する。遠慮が一番良くない。
しかし押しつけも良くない。社長なのだから、「人として正しい」という判断基準で、未熟でもしっかり伝える。
伝わらない人は辞めてもらっても仕方ない。自分は苦労するが、頑張ればよい。

Q2、人事考課(社員に対する評価制度)をどうしたらよいか?
A2、まだ28名の社員のなのだからそのような事を考える必要はない。50や100でそのような事は必要ない。
京セラは個人単位では5段階で差をつけている。賞与に差を付けて良いし、フィロソフィの理解度も評価して良い。
少ない社員だから、給与規定をつくるより、会社規模の世間の相場を参考にする。
人の評価を難しく考える必要はない。

総評として、まずは収益を改善しなければならない。
受注生産だから、受注案件ごとにチームを組み、チームリーダーを社長にし、案件ごとに利益を出す利益基準をつくる。1案件を1つの会社としてやる。部材もいろいろあるのだから、創意工夫をして利益を上げる。
幹部には受注案件ごとに責任者になってもらい、仕事を進める。

JALも小さな部門に分けて、30,000名以上が理解して行い、業績があがった。

二人目の問答は、
Q、野菜の卸をやっているが、天候不順で農家との契約量が収穫できない場合、卸先に契約量が収められない。その場合、他から買い付けてでも、契約料を納めなければならない。
その場合は赤字になる。
ここ数年は天候不順(台風や積雪)でそのような事が多い。
このリスクを負ってでも、事業を拡大すべきでしょうか?

A、今の事業方法は素晴らしいが、契約内容を弁護士と相談する。
収穫量が少ない時に、あなたの会社だけがリスクを負っている今の契約内容を考え、農家にも少し損をしてもらい、卸先にも「何とかお願いします」と3社で少しずつリスク分散する。
スーパー等には高圧的なバイヤーが多いが、
「自分はクッションだから、この契約内容でもリスクは少ないハズ」と
一生懸命説得する。もうけも自分だけではなく、3社でという考え方で行う。
P5160087.JPG

最後の塾長メッセージ
「せっかく全国から集まって勉強しているのだから、皆さんの会社の業務が改善されなければならない。JALの業務改善の1年目はフィロソフィのみである。フィロソフィが伝われば、全員が経営者マインドになり、改善される」
でした。

フィロソフィを全社員とともに血肉化し、誰にも負けない努力で事業にまい進するしか、方法は無いと、つくづく思いました。

「1億円の会社を、100億円の会社にする方法」12.05.09

盛和塾札幌の自主勉強会で、「すしはなまる」社長の清水様の経営体験発表がありました。
北海道東北ブロックで優勝した、素晴らしい発表です。
P2250166.JPG

この内容は、7月の横浜での世界大会で発表されるので、その時くわしく書かせて頂きます。

この「経営が順調になった経緯の物語」である
今回経営体験発表が素晴らしかったのは言うまでもないのですが、

発表に先立ち、15年前の店がまだ小さい頃の清水さんが、稲盛塾長に経営問答をしているVTRが流され、
私はそちらの方が今の自分の悩みや身の丈に近くて、非常に興味を持ちました。

私が興味をもった部分は次のところです。

内容は回転すし店をオープンさせて、ようやく売上1億2千万円になった時、
「次の目標は100億円」と決め、その目標に向かう事にした。
登る山を高くしたため、今までの経営体質を変え、厳しい経営にしていった。
すると、オープンからいる社員との溝が出来て、しかも店舗拡大する時に店を任せる人材がいないため、自分も部下も不安です。
どのようにしたらよいでしょうか?

という質問に対し、若き塾長は以下のお答を授けていました。

まず、これは会社が大きくなる時に必ず起こる問題である。
会社が小さい時の自分は小さい自分、その時に出会う人は自分の器の大きさ(器量)の人としか出あわない。

だから開店と同時にいる従業員は、その時の自分の器にあった人なはずです。
それが、いきなり自分だけが勝手に変わって、大きな会社にしようと思うのだから、突然ついてこれるはずがない。
だから頼りなく見えるに決まっているし、ついてこれない。

ではどうしたら良いか?
人間の能力は、生まれながらに差がある。持っている能力には差があるのです。
だから、店舗展開して、店を任せるのは不安なのは当たり前。

その場合、既存店の作業等をマニュアル化し、決算も教えて、採算が合う決算方法をルール化して、その上でその人に任せる。

そして月に2~3回、自分の足で店に行って自分の目でチャックする。
この行動もマニュアル化する。
そのようにして、既存店を任せていくようにする。

次に100億円という目標を立てたら、それに見合った副官が必要になる。
そうすると、才能のある人が欲しくなるから、今のスタッフに厳しくなる。そして大学を出て居るような優秀な社員を雇う、しかし1年もたたずに辞めてしまう。
「やっぱり頭が良くなくてもいいから、実直な奴がいい」となるなど、
こういう事の繰り返し。
でも目標が高ければ、どうしても頭の良い奴を入れなければならない。
ではどういう人間を入れなければならないかというと、
「自分の事を尊敬している人」を入れなければならない。
尊敬をもって、自分についてこれる人、
そういう人間性で選ばなければならない。

京セラの場合は、
稲盛の副官は、伸びようと思った時に一緒に頑張って伸びようとした。
目標を高くした時に
「どの山に登るか」という例えで、社員に話しをした。
「会社を大きくしたいが、もし皆さんがそんなの止めましょうー、というなら止めましょう。しかし大きくしたいなら、大きな人があなたの上に立つかもしれませんよ」と伝えて、賛同を得た。
ステップBYステップで人材を良いものにしていかなければならない。

自分の器を大きくして、尊敬される自分になる。
頭の良い人が腹心として頑張ってくれるような自分になる。
そのようにして、少しずつ人材を良いものにしていく。
これが、高い目標に向かう時の方法だという事です。

以上が塾長のお答えでした。
経営者の皆さんは、このようなお悩みがあるかと思います。
悩み多き、孤独な経営者の方の、少しでも参考になればと願っております。

何のために厳しい道を選ぶのか?12.05.08

4月19日、盛和塾札幌分科会がありました。

テーマは「自らを追い込んで仕事をする」
では自らを追い込んで仕事をするという事は、辛く厳しい事である。
では何のために自分を追い込んで、辛い思いをしてまで、やりとげなければならないのか?
それにどのような価値があるのか?
それに従業員がついて来るためには?

このような議題でした。

色々な意見は出ましたが、

結論は
「人間は小さい生き物、ヒマしてるとロクな事考えないし、ロクな事やらない。余裕が自分をダメにする。だから一生懸命働いて、魂を磨いて人生を全うする」
そのような結論でした。

しかしその辛く厳しい事に立ち向かう時は、絶対に「人のため」がモチベーションになるのではないでしょうか?
「利己が動機は燃え尽きます」

追伸:いつもおいしいおにぎりと豚汁を差し入れしてくれる「ありんこ様」
本当にありがとうございます。
NCM_0178.JPG

 1  |  2  |  3  |  4  |  5  |  6  | All pages
Copyright Nire printing co.,Itd All right reserved.